罪滅し編までが長い……

以下感想(ネタバレ含む)。


ホント誤字なんとかなりませんか。
 
今回は今までとちょっと雰囲気変わったというか、オタネタ、同人臭さ的な部分が随分減量されて(解答編に必要ないといえばそうなんですが)いるため、読む文章量と内容との比率で言ったら、一番濃くなったのかな、と。
正直1話に1000円ってのはこれまでのこと考えたら少し抵抗あったんですが、上記の面や、音楽が一新されたこと、全体的なスマートさの向上を考えると、それほど高いとは思いませんでしたね。
その分一層誤字が目立つんですけど。
 
で今回はお疲れ様会もなし。代わりみたいな感じで雛見沢に詩音が(魅音が)いる風景はありましたけども、個人的にはちょっと寂しいかなぁ。
そういえば、今回は鬼隠し編の種明かしなのだとばかり思ってたら、どうやら綿流し編の詩音(魅音(今後どっちをどう呼べばいいんだ))視点だったようで、次回の主人公も発表されてないし、そういった意味でも次がどんな内容になるのかが非常に気になります。
 
内容に関しては、もう……葛西と悟史が萌えすぎる。園崎姉妹にも何度かニヤニヤさせられたり。時折狙ってキャラづけしてんだろうなぁという部分もありますけど、ひぐらしの登場人物には大きな魅力を感じますね。
目明し編を額面通り受け取れば、綿流し編の惨劇の一部は園崎姉妹のすれ違い、ボタンの掛け違いが原因で起こったということになりますが、全部の悲劇について、日常が狂うためのスイッチがどこかにあったのか、無かったのか。彼らにハッピーエンドが用意されているのかどうかがやっぱり気になります。
 
ただ、肝心な真相については、オカルト要素が絡む、あるいはそうでなくても、主人公が狂気に囚われる=事実が事実として伝わってない可能性があるため、正直投げ気味……。目明し編が本当に綿流し編の真相であると言い切れるかも怪しいもので。
人狼BBSやってて思いますけど、自分は推理とか客観的・論理的思考で真実を見抜くのが下手だなぁと。かなりバイアスかけてるようです。ひぐらしであれば、最初っから求むものが「部活メンバー(主に園崎姉妹)の幸せな日常」という答えであるわけで、この時点で部活メンバーが絡む陰謀説は頭から完全に外して考えることになります。少なくとも、なんらかのやむをえない事情があったと。
「犯人」を探している間は、正解にはたどりつけないのかもしれない、と思ったりしました。