のんべんだらり

朝から肉じゃがとから揚げとシューマイ、酒片手に
劇場版ΖⅡ見たー
 
劇場で見るのもいいけど、自宅で気ままに独り言言いながら見るのもいいね。
好きなもの食べながら。
感情移入して没頭するタイプの映画ではないし。
 
感想としては面白かったんだけど、ネットを見てると、詰め込みで無理のある展開とか声優問題とか、もろもろひっくるめて、どうやら原作ファンには微妙な評価らしい。
昔原作を見ていたときは、ちょうどヤザンハンブラビに乗るところまでしか見てなかった。なんでやめちゃったかって言うと、当時の自分には苦痛だったから。面白くなかったんだよ……。あの頃はティターンズエゥーゴの関係もさっぱりわかんなかったからね。クワトロ=シャア、だから何? って感じだった。それでも中盤まで見続けたのは、「自分はオタクだから(あるいはそうありたいから)ガンダムくらい押さえておかないと」的な意識があったからだと思う。ゲーセンで連ジやってたし、単純に興味はあったけど、ガンダムに対する思い入れはそれ以上でもそれ以下でもなかった。で、映像技術的には当然古いわけで、かつストーリーを楽しむだけの脳もなかった。そんなんで面白いはずがない。
今考えれば、義務感でアニメ見たってしょうがないんだよ。アニメ学者になるわけでもない。それに気付くのに数年かかった。アニメ好きであることを、なんらかの形(=アニメオタクになる)で肯定化しなくちゃいけないと思ってたから。自分はアニメ好きではあるけれど、アニメオタクにはなれない(そもそもオタクは「なる」ものではない)。同人・ゲームに対してもそう。一般人にとってみれば、自分もオタクもひっくるめて「電車男」「A-BOY」でしょうけどね。
まぁ、むしろただの消費者に過ぎない層こそが「電車男」「A-BOY」像を作ってるのも事実だとは思う。
 
で、今ただのいち消費者として見たΖは、やっぱり面白かった、という感想に落ち着く。
今の時代はいいよね。Blogという形で、別に何の根拠もなく個人の意見・感想が言える。結果的に、どうでもいいような意見が蔓延するけど。
 
さて、Ⅲは見に行こうかな。どうしようかな。