赤色の戦慄

凛々しい"
最初は一部コンビニにしか無かった暴君ハバネロも、今では全国で大人気であるばかりか、たくさんの類似商品を生み出すまでに至りました。閣下もさぞお喜びのことと存じます。
 
さて、類似商品の中には、ただ辛いだけでおいしくない、あるいは辛くもないというものもいくつかあったようですが、今回発売されたこの「暴君ハバネロ 激辛焼そば」、これは純正の関連商品。あの辛さと美味さが絶妙にマッチした味が、焼きそばとして楽しめると期待して買ってみました。
 
フタを開けてまず気付くのは、麺が赤いということ。そして調味料は、普通の粉ソースの他に、調味油(これまた赤い)と、辛さ調節用の激辛パウダー。この時点で、辛いのが苦手な人はちょっと引いてしまうかもしれませんが(そもそも買ってないだろうけど)、単体で味見してみたところ、調味油と麺に関しては赤いだけで辛くないようです。
とりあえずは激辛パウダーなしで試食。確かにあの味です。真っ赤な麺に調味油が程よい照りを加えているので、見た目もかなりいい感じ。ただ、これだけでは、スナックに慣れてしまった人間には、辛さがやや足りない気がします。ここまでなら辛いのがそれほど得意でない人でもおいしく食べられそう。そこで激辛パウダー投入。ふりかけている間に既に目が痛かったりしますが(風の強いところでこれをやると目に入る危険があります)。最初っから全部入れても、食べられなくなったりはしません。
焼きそばもスナックと同じような辛さ、おいしさですが、スナックと比べて唇が痛くなりやすいのと、勢いよくすするとむせる可能性があるのにはお気をつけて。
 
ところで、パッケージに暴君の「スナックを砕いてまぶすとさらに絶叫じゃ!」というお言葉がありますが、これについては正直おすすめできませn
今回はだいたい長さ5mmくらいになるまで砕いてからまぶしたわけですが、ボリボリ噛むという行為が少し邪魔に感じられます。焼きそばの辛さは、激辛パウダーをまぶしてもスナックより少し劣るくらいなので、スナックを入れる方が辛くなるのは確かですが、どうせ入れるなら、せめてもう少し細かく砕いた方が良さそうです。