まぁあれだ

確かにおかゆだかうどんだか胃にいい食べ物は何種類もあれど、結局は自分が食べたいものを食べるべきだと思っている。身体が求めるものを食べる、という意味であって、好き勝手食事してもいいって意味ではない。胃がもたれる、とか分かりやすいサインだけに限らず、ただなんとなくトマトが食べたくなったりレタスが食べたくなったりする瞬間は無いだろうか? それこそが身体が求める、身体に足りない栄養素である。
もちろんそれでバランスが完璧になるかというとそんなことはないわけだが、少なくとも食事の極端な偏りによる体調不全はある程度回避できると思う。ただこれは、材料を見ながら何を作ろうかとじっくり考えることのできる、自炊をしている人間でないと感じにくいかもしれない。また、希少な栄養に関しては、買い物の時点で目に入ってこない可能性がある。たとえば亜鉛であれば、牡蠣や抹茶などに多く含まれるが、自分はそれらを利用するレパートリーが無い(あるいは値段が……)ため、最初っから買い物に行っても見ていない。
 
前置きが長くなりましたが、今回の件で、この考え方についてちょっと反省しました_| ̄|○
本来病気のときは食欲がなくなるため、無理してでも食べる必要があるものですが、今回に関しては食欲が普通にあったため、病院に行くまでの間ずっと、回数と量こそ少なくしたものの、普段とそう変わらない食事を繰り返すことに。結果、ほぼ1週間治らないままで過ごしたことになります。今は大学が夏休みだったからよかったものの、社会人になったら家で寝続けるわけにもいかないわけで……。
 
あるいはただ生命力が落ちてきているだけなのかもしれませんが、病弱だった幼年時代を過ぎたあとは、大学に入るまでほとんど病気と縁の無い人間でしたから、ちょっと自分の回復力を過信しすぎていたのかもしれません。自分の身体とはいえわからないことはあるものです。皆さんも病気っぽいなと思ったらできるだけお医者さんに相談を。